-聴覚コミュニケーションの比較生物学-
2024 年 9 月 30 日(月)15:30~17:30
名古屋大学、野依記念学術交流館 (2F)
聴覚コミュニケーションの比較生物学
- オーガナイザー
上川内あづさ (名古屋大学)
小島 哲(Korea Brain Research Institute) - 概要
集団行動を行う動物の多くは、さまざまな感覚モダリティを介したコミュニケーションを行う。中でも聴覚を介したコミュニケーションは、求愛のシグナルや注意喚起を促す警戒音など、さまざまな局面で利用されている。本シンポジウムでは、ヒトから昆虫まで、音を介したコミュニケーションの意義や成立機構を俯瞰することで、その共通性や多様性を掘り下げることを目指す。 - 演者・演題
- Matthew Su (名古屋大学)
聴覚を介した蚊の配偶行動
/ Acoustic communication in mosquitoes - 小島 哲(Korea Brain Research Institute)
小鳥はなぜ独りで歌うのか-鳴鳥の非求愛歌の機能とメカニズム
/Functions and mechanisms of non-courtship song in songbirds - 飛龍 志津子(同志社大)
コウモリのエコーロケーション行動にみる音声コミュニケーション
/ Sound communication in bat echolocation behavior - 新屋 裕太 ( 東京大学)
ヒトの発達における泣き声のシグナル機能の役割
/ The signal function of infant crying in human development
- Matthew Su (名古屋大学)
- 備考 : 講演は英語で、質疑応答は日本語と英語の併用で行う。