学会組織 幹事会・委員会報告

2007年度総会

  • 2007/11/21 


  • 日時:2007年7月7日 (土曜日) 16:00〜18:00
  • 場所:岡山大学創立五十周年記念館 ホール
  • 司会:辰巳仁史 庶務幹事

 開会の辞(曽我部正博 会長),大会委員長挨拶(酒井正樹 委員長)の後、議長選出を行った。会場から酒井大会委員長を議長に推薦する案が出され拍手で承認された。

  • 議長:酒井正樹  大会委員長

〔報告事項〕

1.庶務(辰巳 幹事、田中 幹事) 

  • 会員情報、会長選挙、評議員選挙の結果報告を行った。

会員状況  6月8日現在 正会員507名(学生会員78名) 賛助会員11団体 会誌購読4団体 である。(田中幹事)

会長選挙,評議員選挙の結果報告 日本比較生理生化学会の次期(2008年1月1日より2009年12月31日まで)会長および評議員の選挙を、会則および 選挙細則(会誌または学会ホームページ参照)に基づいて行なった。開票は会長が委嘱した選挙管理委員(高橋賢、村上緑の両氏)により、2007年5月25日(金)に学会本部で行われた。結果次期会長に小泉修氏、63名の評議員が選出された。詳しくは22巻3号を参照ください。(辰巳幹事)

2.会計(片野坂 幹事)

  1. 2006年度会計決算報告(別表)をおこなった。
  2. 賛助会員の募集について会員の協力を要請した。 

3.会計監査(岡田 会計監査)

  1. 2006年度会計監査報告がなされた。2007年5月26日に監査を行ない、適切な運用が確認された。

4.編集(中川 幹事) 

 (1) 会誌「比較生理生化学」について

  • 2号無事出版。3号は現在印刷所へ。4号(大会号)準備順調である。

 (2)「比較生理生化学」のJ-STAGE搭載について

  • 各 種事務的手続き、第1回スタッフ打ち合わせを終了し、現在JSTの委託を受け、アトラスが2006年度総説、技術ノートの無償代行アップロードを準備中で ある。また、並行して、佐野印刷商会による2007年度総説、技術ノートのアップロードテスト準備中。第2回スタッフ打ち合わせ(アップロード研修 会)を近日予定している。

 (3) そこが知りたいリクエストボックスについて 

  • 前回4件のリクエストがあり、結果、定本会員による技術ノートの掲載につながった。今年は、酒井大会委員長のご配慮により全員に配布済み。

5.将来計画(伊藤 幹事)

会員のWho’s Who(ホームページの紹介など)について

  • Who’s Whoは、本学会から社会への情報発信の一つであり、広く一般に本学会会員の多様な研究テーマを紹介するものであることを踏まえ、HP用に作製した。 

入り口となる系統樹のデザイン

  • 生物学辞典(第4版 p.1580)が引用していた Brusca and Brusca (1991)の第二版(2003)を元に、分岐図の枝の長さ、門間の上下関係などは考慮していないことが伝わるよう、生物学辞典のデザインや他のものを参考にした。

掲載する動物門と動物の種類

  • すべての動物門を載せると系統樹がかなり複雑になるので、比較生理生化学会員の研究対象が含まれる、その他なじみのある動物が含まれる動物門を抜き出した。

動物の生きるしくみ事典について

  • 将来計画委員会を中心に現在ホームページに掲載できるような内容を吟味している。

若手会員を増加させることについて

  • 若手の会と密接に連絡を取り、大会への参加ならびに若手の会の開催を促す。

 

6.行事(山岸 幹事)

 (1) 第29回大会(岡山)における本部企画シンポジウムの公募を行い、以下の1件の応募があった。
    「生体リズムにおける振動制御機構と出力機構~研究の現状と新展開~」
      オーガナイザー:深田吉孝(東京大学)・筒井和義(早稲田大学)
 検討の結果、準備委員会企画と分野的には近い点もあるが、内容は大きく異なっていることから開催を依頼した。従来からの懸案であるが、積極的な応募を促す何らかの方策の検討が必要かもしれない。

 (2) 第32回日本比較内分泌学会大会(10月12,13日, 日光プリンスホテル)で開催される第9回日本比較3学会合同シンポジウムにおける、当学会からの講演者推薦の依頼があった。行事委員会委員に推薦を依頼し た結果3名の推薦があり、研究内容や当学会負担の経費(旅費、宿泊費)について検討した結果、小泉修(福岡女子大)、千葉親文(筑波大)の両氏に依頼して 承諾を得た。また大会に参加する予定の飯郷雅之氏(宇都宮大)に座長を依頼した。各学会からの講演者および演題は別紙資料の通りである。 

 (3) 高畑雅一氏より平成20年札幌で開催される予定の30回大会の日程等が、以下のように決まったとの連絡があった。
  日時:平成20年7月19(土)、20(土)、21(月)
  場所:北海道大学理学部
 

7.ネットワーク(竹内 幹事,尾崎 幹事)

(1) 学会ホームページについて

  • CogniTom Academic Designによる第一次HPリニューアル作業とJSCPB幹事会メンバーによるチェックが進行中である。

(2) 学会誌(比較生理生化学)のJ-STAGE登載について

  • 中川秀樹編集幹事(ネットワーク委員会委員兼任)を中心に、佐野商会印刷所とJ-STAGEの担当者らと準備中である。

 

8.国際会議準備委員会(委員長 曽我部 委員) 

 現在の国際会議開催準備委員会の委員をコアとして、近い将来ICCPB2011大会組織委員会を発足することをご承認頂きたいとこと、また現在、組織(大会)委員長として曽我部が内定しており、委員や各種役員の人選、予算の策定などが進行中である旨の報告があり、評議会の承認を得たことを報告した。

 組織委員会発足後には、現在の国際会議開催準備委員会は解散するが、組織委員会の活動は逐次学会に報告し、学会と緊密な連携を取りながら、ICCPB2011の成功を目指すと報告した。 

 

9.国際会議に関する報告(曽我部 会長)

 ICCPB2007参加促進企画について報告があった。

 

10.生物科学学会連合(曽我部 委員)

 生物科学学会連合の現状についての報告を行った。

 

11.吉田基金運営委員会 

  1. 2007年吉田記念賞は,冨永佳也 氏に決定した(曽我部 委員長).
  2. 吉田基金の2006年度会計収支報告がなされた。(片野坂 幹事).
  3. 吉田基金の2006年度会計監査報告がなされ、適切な運用が確認された。(岡田 会計監査)

 

12.吉田奨励賞審査委員会(久冨 委員長)

  2007年吉田奨励賞受賞者として、弘中満太郎 氏(浜松医科大学医学部),松浦哲也 氏(岩手大学工学部)の2名を推薦し、通信評議員会の承認を得た。

 

13.2008年度吉田奨励賞審査委員の評議会承認の報告(曽我部 会長)

 2008年度吉田奨励賞審査委員を、審査員 針山孝彦 (浜松医科大学),吉野正巳 (東京学芸大学),水波誠 (東北大学),小川宏人(埼玉医科大学),木下充代(総合研究大学院大学)の5氏に委嘱したい旨の会長提案があり評議会で承認されたと報告があった。

 

14.会則9条に基づき2008年2009年期役員案(役員資料,別紙) 

 次期会長より評議委員会に報告し了承を受けたことが報告された。

 

15.第30回大会について(高畑 大会委員長) 

 第30回大会は,日時:2008年7月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)
場所:北海道大学理学部 で行うことが報告された。

 

16.第31回大会について

 山岸行事幹事から現状についての報告があり、それにつづいて会長からの比較内分泌学会との協調の可能性を考えるとのコメントがあった。 

 

 〔審議事項〕

1.2008年度予算案

 2008年度予算案(別表)について説明がなされ、これが承認された。(片野坂幹事)

 

2.名誉会員に関わる会則の変更について

 曽我部会長による趣旨説明と田中庶務幹事による変更内容の説明があった。総会での満場一致の承認を受けた。会則の変更内容については庶務資料に示す。会則19条に従って、会則の変更をするものと決定した。

 

 

 

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