公開セミナー(1998/7/17, 東京,帝京大)

川崎 雅司氏「電気魚の中枢神経系における信号処理」講演のご案内です。
  • 1998/7/1 
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電気魚の中枢神経系における信号処理 —高次機能への比較行動生理学的アプローチ—

  • 講師: 川崎 雅司 先生  (バージニア大 学生物学部 準教授)
  • 日時: 1998年7月17日(金) 午後4:30~6:00
  • 場所: 帝京大学医学部・基礎棟12F 第2会議室
    交通 機関: JR埼京線,十条駅より徒歩12分

バージニア大学生物学部の川崎雅司博士をお招きして ,弱発電魚の混信回避行動についてのご研究を紹介していただきます。多数のJSCPB 会員の皆様がご来聴下さいますようご案内申し上げます。

要旨:

2種類の弱電気魚、アフリカ産のジム ナルカスと中南米産のアイゲンマニアは尾部に電気器官をもち,ここから200-600ヘルツの弱い電気を出し環境中に電場を設定する。電場は体表に備わっ た高感度の電気 受容器により検出される。この電気感覚は、環境の様子を知ることと,個体間のコミュニケーションに利用されている。

発電周波数の近接した2個体が出会うと ,電場の相互干渉による不都合を避けるため互いに発電周波数を変更する「混信回避 行動」があらわれる。ジムナルカスとアイゲンマニアは,共通の電気魚の祖先をもたないので,電気感覚系を独立に進化させたと考えられるが,両種ともに同様 な混信回 避行動をする。アイゲンマニアの混信回避行動については,すでに非常に複雑な神経機構が解明されている。独立に進化したジムナルカスでも同じ行動が同じよ うに複雑 な神経機構によって実現されているのであろうか?それともアイゲンマニアでみられる複雑さは単に偶然の産物なのだろうか? 本研究室では,ジムナルカスの混信回避 行動の神経機構を調べアイゲンマニアのものと比較している。このセミナーでは、両種の混信回避行動のメカニズムを紹介するとともに,なぜメカニズムがその ようにな っているのかという問いについても考察する。====================================


なお終了後,ティ -パーティー(参加費¥500)を予定しておりますので,参加希望者は担当者までご連絡下さい.

  • 連絡先: 帝京大学第一生理学講座
  • 菅原 美子 TEL:03-3964-3589
    FAX:03-5 248-1415
    ysuga@med.teikyo-u.ac.jp

 

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